FC2ブログ

「みんなの日本語」関連記事:目次

リンク【みんなの日本語】
03 /13 2020
以下から各課ごとの関連記事へ
各課のタイトルは “おすすめ” の代表記事

第0課:なぜ五十音しか教えないのか?
第1課:「あなた」について
第2課:「This is a pen」を「コミュニカティブな」練習に
第3課:1年生最初の「会話」中間テスト
第4課:じゅうにじに/じゅうににち
第5課:日本人教師の仕事は「今日は何月何日何曜日ですか」と聞くことから始まる
第6課:会話のテストは学生が教師の質問に答えるだけでいいのか...
第7課:「かす/かりる」はなぜ難しい?
第8課:今、「ハンサム」な人って日本にいますか?
第9課:(しゅじん/しゅうじん)と(いっしょに/いっしょう)(かんこく/かんごく)へ
第10課:文型練習のための「ゲーム」をすることの意義(その文型で何が言えるようになるのか/何を言わせたいのか)
第11課:「いつ」と「どのくらい」
第12課:「AはBより」と「AよりBのほうが」
第13課:「て形」導入前の文型総復習

第14課(その1):「に」と「で」
第14課(その2):「~てください」と一緒に練習させる文型【その1】
第15課(その1):「~てください」と一緒に練習させる文型【その2】
第15課(その2):知~らない!
第16課:「車を運転してから、お酒を飲んではいけない」の不思議
第17課:まで/までに
第18課:ご趣味は?
第19課:「わたしは“怪手”を運転することができます」
第20課:ヘンなあ…
第21課: これは大学【について】写真です
第22課:子どもに[あげる/あげた]プレゼントを[かう/かった]
第23課(その1):「ウェイトレス」から「ウォシュレット 」経由でドラえもんの【ヒミツ道具】に至る授業
第23課(その2):なぜ「ディクテーション」+「翻訳」とするか
第24課(その1):「the book I borrowed from 先生/我跟老師借的書」を日本語で言えない学生たち→対策としての丸暗記フレーズ
第24課(その2):「あげもらい」表現の指導
第25課(その1):わたしが一番欲しいもの(「僕の銀行」を持ってい【たら】)
第25課(その2):教師が好きな日本語の歌を聴解の教材にする大義名分

第26課(その1):前置きの前置き/「~たら」+「いいですよ・どうですか」
第26課(その2):会話卒業テストの“珍プレー・好プレー”
第27課:日本語を教えることができます?
第28課:何でも“大概”にするのは大概にしてもらいたい/“大概”もそろそろ大概にしておきますが…
第29課:こういう日本語を話す奴がいたら、それは“偽の日本人”
第30課(その1):まだまだ使える/もっと使いたいVHS教材
第30課(その2):「を」と「が」の指導について
第31課:死んだ「つもり」で
第32課:日本語教育のための中国語文法書
第33課:「ケーキ食べ放題」から学ぶ日本語
第34課:「見つけ」られなくても「見つか」れば良いのではないかと…
第35課:「なら」と「条件や時を表す副詞節の中では…」
第36課(その1):~ないように…
第36課(その2):アソコが “大きい” + “起きられない”(私の悩み)
第37課:【受身】と【~てもらう】:なるほど、ココで間違うわけか
第38課:何だかよく分からないけど、とりあえず 「の」を使っときました…

第39課:「【遅く】返事してすみません」
第40課:「JL107便は何時に着く を/は/と 調べてください」→日本語のこういうところが難しいんじゃない?
第41課:弟を/弟に/弟の
第42課:[台湾のアイテム]は〜(する)のに使います
第43課:持って来るのを忘れた宿題を寮に取りに行く難しさ
第44課:「食べすぎですよ」vs.「食べすぎました」
第45課:「暇なのに、つまらない」…?
第46課:あの人はとてもハンサムですから、(頭が良い)はずです。
第47課:【そう/よう】なサラリーマン
第48課(その1):「私は親切な先生になりたいです。それでいい学生をほめさせます。」/わたしはこんな先生になりたい
第48課(その2):叱られさせられちゃった
第49課:敬語を使わない時
第50課:ひとにものを借りて返す時は…(敬語うんぬん以前に)

みんなの日本語中級〈1〉本冊みんなの日本語中級〈1〉本冊
(2008/11)
スリーエーネットワーク

商品詳細を見る

第1課:“ミソカレギュニュ”って何だ???
第2課:マイ・ボス マイ・ヒーローの「桜なんとか」君
第3課:「V ことに なっている/なった」と「結婚している/した」
第4課:「文体」の指導に必要な文型
第5課:【読解】で注意すべき“疑問文”
第6課:【読解】指示語を問う問題
第7課:桜井和寿の「かなぁ?」
第8課:【読解指導】好きなAV女優のタイプ
第9課:文章表現ルール
第10課:レミオロメンの ♪南風♪ で複合動詞「~込む」を教える
第11課:「女らしい」/「らしい」は~らしい
第12課:迷惑でしょうが…「迷惑」考


にほんブログ村

スポンサーサイト



「お仕事」術(関連記事)

お仕事
03 /12 2020

『人体600万年史』から学ぶ

読書
10 /19 2019


第2部 農業と産業革命
 第7章 進歩とミスマッチディスエボリューション
  旧石器時代の身体のままで旧石器時代後の世界に生きているとー良きにつけ悪しきにつけーどうなるか

ミスマッチ

たとえば自然選択は過去数百年のあいだに、果実、塊茎、野生の鳥獣、種子、木の実など、繊維は豊富だが糖分は少ないさまざまな食物を摂取するように人間の身体を適応させた。そのために、現代のあなたが糖分ばかりで繊維の少ない食物を絶えず摂りつづけていると、いつ2型糖尿病や心臓病などの病気が発症しても不思議ではないのである。


ディスエボリューション

虫歯は、発祥の仕組みが壊血病と同じくらいよくわかっている進化的ミスマッチだが、それが今日でもいまだに世の中にはびこっているのは、私たちが虫歯の根本原因を有効に阻止していないからだ。その代わりに、文化的進化は虫歯ができたら治療するという手段を考え出した。(中略)だが、もし私たちが本当に虫歯を予防したいのなら、私たちは糖と澱粉の摂取を劇的に減らさなくてはならない。しかしながら農業が始まって以来、世界の人々の大半は、摂取カロリーの大部分を穀類に頼ってきた。虫歯を本当に予防できるような食生活を送るなど、ほとんどの人にとってはいまさら不可能に近いだろう。要するに、虫歯は私たちが手軽にカロリーを得るための代償のようなものなのだ。



第3部 現在、そして未来
 第13章 本当の適者生存
  最後にー後ろを向きながら前へ進もう

 人間という種の豊かで複雑な進化の歴史から、最も学ぶでき有益な教訓があるとするなら、それは、文化によって私たちは自らの生物学的仕組みを超えられないということである。(中略)好むと好まざるとにかかわらず、私たちはやや太り気味の、柔毛のない、二足歩行の霊長類であり、糖と塩と脂肪と澱粉をひどく欲しがるが食物繊維の多い果実や野菜、木の実、種子、塊茎、赤身肉など、雑多な食物を食べるようにいまでも適応している。ゆっくり休んでくつろぐのは大好きだが、いまでもその身体はかつてのとおり、一日に何キロも歩いたり、頻繁に走ったり、地面を掘ったり木に登ったり、ものを持ち運んだりするように進化した、持久力の高いアスリートの身体である。そしてたくさんの快適なものが大好きだが、毎日を室内で椅子に座って過ごしたり、サポート力の高い靴を履いたり、何時間も続けて本やスクリーンを凝視することにはあまりよく適応していない。結果として何十億もの人々が、かつてはほとんど、あるいはまったく見られなかった裕福病や新しさの病、廃用性の病に苦しめられている。そこでそれらの病気の症状に対処するのだが、それはそのほうが原因に対処するよりも簡単で、儲かって、早急にできるからであり、(中略)そして、そのような対症療法をとることで、文化と生物学とのあいだの有害なフィードバックループ(ディスエボリューション)がいつまでも解消されないままになる。



にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

日本語の「思いやり」は実に面倒くさい

日本語教育【話す】
10 /09 2019


ゆっくり書く時間がないのが残念だが、日本語能力試験N1対策クラスで、非常に面白い内容が書かれている文章に出会った。(以下、本書第5課の「思いやり」からポイントを抜粋)

「思いやり」という言葉の意味は、「相手の立場に立って、相手の気持ちや心情を推しはかり、気を配ること」

これを英語に訳そうとすると、「to be considerate of」とか「to be thoughtful」となるが、英語表現では「人のため」という視点が訳しきれない

(日本社会)「相手の気持ちになって考える」こと
 ⇒ つまり「感情の移入」が重視される
(英米社会)「普遍的で善悪の基準に適合した行動をとること」
 ⇒ つまり「原則原理」が重視される


ここから、日本が「文脈に頼る」言語の文化であるのに対して、英米は「文脈に頼らない」言語の文化という話になり、前者については「何回か来日しているフランス人のビジネスマン」、後者は「旅行添乗員をしていた私(著者)の妹」のエピソードで説明している。

機内で「便箋ある?」と客室乗務員に頼むと、

(日本の航空会社の場合)⇒「便箋」といえば、必ず封筒も一緒に持ってきてくれる
(他の国の航空会社では)→ 便箋しか持ってこない

アメリカの航空会社の飛行機に乗ったら、本を読むためのランプが故障していて点灯しなかった→客室乗務員を呼んで「このランプ、壊れているんですけど」と英語で伝えたら

⇒「あ、そう」とすげない返事で去って行ってしまった


最近では、早い時期から(過去記事:わからないんですが… のあたり)、自分自身の実体験に基づくエピソードと一緒に、「日本語、日本人のコミュニケーションって、面倒なんだよ」ということを、きちんと学生に話して聞かせることにしている。

さて、そのエピソードについては、今度また時間のある時に...

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

「なんとなく」生きてます

日本語教師
10 /08 2019
(過去記事)「なんだか」できました で、学生との以下のようなやり取りを紹介した。

「荷物の準備、できた?」
なんだか、できました。」

その過去記事では、以下のような指導が必要だろうとまとめたのだが、

「今日は なんだか(                     )気がする。」
「(宿題、仕事など)が なんとか 終わった/できた


この夏休み中に、ある学生に「誕生日おめでとう」というメッセージを送ったところ、以下のような返答があった。
20191008
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

「人が食べる物じゃない」「悪魔の糞のような」日本の食べ物

日本語教師
10 /07 2019
夏休みがだいぶ長くなってしまったが、ぼちぼち投稿を再開しようと思う。

さて、以下は、7月から日本でのインターンシップを始めた教え子の一人から、夏休み中に届いた近況報告。
20191007

日本を満喫しているようで、ひと安心。

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

台湾人学生が日本人に日本のアニメをオススメする(ビデオ)

日本語教育【総合】
07 /27 2019


「読む」あり、「聞く」あり、「書く」あり、「話す」ありの、まさに【総合】学習にふさわしい本テキストの第6課「マンガを読もう」を教材として使用しながら、何度か授業をしたが、[7月25日の日記]に書いたとおり、最後にやりたかったのはこういうことだった。

今まで『ワンピース』の魅力を知らなかったわたしだが、この音声教材を学生と一緒に聞いているうちに、まさに「へー、そうなんですか」という感じで、こういうことを学生達にも話してもらいたいというのが授業の最終目標となった。


以下が、今学期の一連の授業の、言ってみれば"シュータイセー" となりました。



学生の名誉(笑)のために断っておくと、カメラの前で良い格好をさせることが目的だとは全く考えなかったので、各グループがどんな作品を紹介するかは確認したものの(重複しないように)、説明の内容については一切学生自身に任せ、授業で確認することも一度もなかった。したがって、ほぼぶっつけ本番状態でのビデオ撮影となりました。(ちなみに、学生が必要以上に緊張してはいけないので、あるグループの発表の時以外は、わたしは撮影の場にはいませんでした。)

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
実は今日が誕生日なのだが、今学期の授業の記録はここまでとして、明日から三週間ほど日本帰国中はブログの投稿はお休みします。

私がいちばん好きな話は...「一休さん」

日本語教育【総合】
07 /26 2019


「読む」あり、「聞く」あり、「書く」あり、「話す」ありの、まさに【総合】学習にふさわしい本テキストの第6課「マンガを読もう」を教材として使用した授業から。

PART2に続いて、PART3では「好きなマンガなどについて、どんなストーリーかをある程度詳しく話すことができる」というのを学習目標にしているのだが、面白いのはテキスト内の練習が『水滸伝』の中の「武松という酒飲み大男の話」を題材にしているという点である。

ストーリーを一通り音声教材で聞いたあとで、以下のような練習がある。

下のメモを見ながら、『水滸伝』のストーリーを話しましょう。スクリプトを見ないで、自分のことばで話してください。

①いつ、誰が?【イラスト】酒を飲む、酔っ払う
②どうした?【イラスト】酔ったまま山に行く、寝てしまう
③そうしたら?【イラスト】突然、虎が現れる、戦う
④どうなった?【イラスト】馬乗りになる、殴る、退治する


これは、(この水滸伝の武松のストーリーを知っていたかどうかに関わらず)学生にとってはチャレンジングな練習になった。

そして、次のページでは「あなたが好きなストーリーについて話してみましょう」という練習が続いているのだが、これを学生50数人全員に考えさせていたら収拾がつかないと判断し、教師が勝手に「お話」を用意し、それを見せた上で、全員に「どんなストーリーだったか」日本語で話させるという練習をした。



多くの台湾人も馴染みの「一休和尚」だけに、時代背景や余計なことは一切説明せず、言葉も以下だけを提示してビデオを数回見せた。

一休(いっきゅう)さん、和尚(おしょう)さん、小僧(こぞう)さん
和尚さんの囲碁(いご)友だち=たへいさん
都(みやこ)の将軍(しょうぐん)


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

これはチョッパーの帽子です

日本語教育【総合】
07 /25 2019


「読む」あり、「聞く」あり、「書く」あり、「話す」ありの、まさに【総合】学習にふさわしい本テキストの第6課「マンガを読もう」を教材として使用した授業から。

PART1に出て来た『ワンピース』だが、台湾でも人気があり、そのことを知ってはいたので、図書館にも日本語版コミックを全巻購入してもらってあるのだが、自分自身は作品の「おもしろさ」を今まで知らずにいた。

PART2 これはチョッパーの帽子です

二人の会話を聞きましょう。
②レオンさんは、どうして『ワンピース』が好きですか。

東先生:...私は読んだことがないんですけど。どんな話でしたっけ?
レオン:海賊が仲間といっしょに世界を( 冒険する話 )です。(中略)

東先生:そう。どんなところがそんなにいいんですか
レオン:そうですねえ、『ワンピース』は、すごく友達を大切にする話なんです。事件があって、戦いがありますが、最後は友達同士の友情が勝ちます。それが感動的なんです。

東先生:へー、そうなんですか

レオン:チョッパーも、最初は友達がいませんでしたが、(中略)先生も今度、ぜひ1回、読んでみてください。おもしろいだけでなく、きっと感動する( はず )です。


今まで『ワンピース』の魅力を知らなかったわたしだが、この音声教材を学生と一緒に聞いているうちに、まさに「へー、そうなんですか」という感じで、こういうことを学生達にも話してもらいたいというのが授業の最終目標(→7月27日のブログ)となった。


さて、このPART2では、好きなマンガ作品についてどんな話か内容を一つの文で簡単に説明しましょう」という「名詞修飾」の練習があり、その中に『ドラえもん』も載っているのだが、それを利用して、授業では以前作成したこのプリントも使用した。

過去記事:わたしたちが好きなアニメ・漫画

141215

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

すごい有名なマンガだよ

日本語教育【総合】
07 /24 2019
この7月にクラスの大半が日本へインターンシップに行ってしまうこととなった三年生のクラスでは、全員で一緒に勉強できる最後の数週間で、台湾の若者が日本語に興味を持つことになったきっかけに立ち返ろうという教材を使ってみた。



以下、「読む」あり、「聞く」あり、「書く」あり、「話す」ありの、まさに【総合】学習にふさわしい本テキストの第6課「マンガを読もう」を教材として使用した授業から。

【準備】②『ワンピース』というマンガの一部を見てみましょう。

⑶マンガでは、「オノマトペ」がよく使われまます。次のオノマトペはどんな音や様子を表していますか。

①キョロキョロ ②バタン ③うきうき ④ニコニコ


ここでは一旦脱線し、ネットの教材を使っていろいろ楽しく「オノマトペ」を勉強した。その一つが、NHK for School にある『ことばドリル』から

「きゅっきゅっとぎゅっぎゅっ」【おすすめ】


PART1 すごい有名なマンガだよ

ストーリーをまとめましょう。
⑶『のだめカンタービレ』は、ピアニストの「のだめ」という女の子が、指揮者の千秋という男の人に( 恋をし )ながら、( 成長して )いくラブコメディ。のためのキャラクターがおもしろくて( 笑える )。




自分が「大好きな」作品(→日本語図書の予算で、学校の図書館にはコミック全巻と英語版も購入してある)を紹介できるというのは教師自身も楽しいもの!

ちなみに、以下は『デスノート』のストーリーのまとめ

『デスノート』は、ノートに名前を( 書かれた )人が(  死ぬ  )という話。主人公の月がこのノートを(  使って  )、人を次々に( 殺していく )。月と探偵との対決がドキドキする。


ここでも「オノマトペ」がしっかり登場する。

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

「なぜ『そこの青のシャツの人』に助けを求めるべきなのか」の学問(行動経済学・社会心理学のポッドキャスト)

読書
07 /23 2019
2019-07-23-1

CHOICE OLOGY [Podcast]

Season1
1. It's Hard To Be Humble [Overconfidence]
2. The Big Impact of Small Changes [Nudge Theory]
3. Summit Fever [Sunk Cost Fallacy]
4. The Devil's Advocate [Confirmation Bias]
5. Swimming with Sharks [Availability Heuristic]【利用可能性】
6. A Number in Mind [Anchoring Effect]
7. How Tomorrow Feels Today [Affective Forecasting Errors]

Season2
1. Losses Loom Large [Loss Aversion] 【損失回避性】
2. The Temptation of Now → (Temptation Bundling and Commitment Device)
3. Everybody's Doing It
4. Happiness and Spending
5. A Clean Slate [Mental Accounting]【心の会計(お金、時間)】
6. The Mystery of Chance → (Randomness)
7. Data for the Win → (Algorithms vs. Humans)
8. Love the Mug You'r With [Endowment Effect]【保有効果】

Season3
1. Out of Focus [Inattentional Blindness / Bounded Awareness]
なぜ人間は、バスケの試合に乱入したゴリラにさえ、気づくことができないのか

過去記事:見えているものは「錯覚」であり、思いを「伝える」ことは難しい



2. Hitting Your Number → (Round Numbers)
3. No Harm, No Foul? [Planning Fallacy]
4. Knew It All Along [Hindsight Bias]
5. Boxed In [Representativeness Heuristic]【代表性ヒューリスティック】
6. Best-Laid Plans [Planning Fallacy]


 2019-07-23-2
本書(左)の要点を紹介するポッドキャスト(右)

THE SCIENCE OF SUCCESS PODCAST: Dr. Robert Cialdini's Weapons Of Influence

1. How To Triple the Rate of Your Success With One Simple Question [Reciprocation Bias]
 How reciprocation creates unequal exchanges

2. Power and Danger of a Seemingly Innocuous Commitment [Consistency & Commitment Bias] 
 The powerful application of the “foot in the door” technique

3. Why You Should Always Ask the Guy in the Blue Jacket for Help [Social Proof]
 How someone could be stabbed in front of 38 people without any help

4. Why Ugly Criminals Are 2X As Likely To Go To Prison [Liking Bias]
 How this bias made Joe Girard the greatest care salesman of all time

5. Why Co-Pilots May Ignore Instinct and Let A Plane Crash [Authority Bias]
 Why con-artists wear lifts in their shoes

6. Why An Almost-Empty Cookie Jar Is More Valuable Than A Full One [Scarcity Bias]
 Why outcry auctions turn your brain into mush


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ

続きを読む

「なぜ松竹梅では竹を選んでしまうか」の学問(行動経済学の本)

読書
07 /22 2019


まずは、こちらの『Dollars And Sense』の要点 +【行動経済学における日本語の用語】

What should not matter in a perfectly rational world?

1. Sale prices or "savings," or how much we're spending at the same time on something else (relativity【フレーミング効果】)
We ignore opportunity costs / We forget that everything is relative
[なぜ50%オフが「お得」だと感じてしまうか/なぜ旅行中は「太っ腹」になって高い物を選んでしまうのか]

2. The classification of our money, where it came from, and how we feel about it (mental accounting)
We compartmentalize【心の会計】[なぜ臨時収入は「ぱーっと」使ってしまうのか]

3. The ease of payment (pain of paying)
We avoid pain[なぜキャッシュレスの買い物をしてしまうか]

4. The first price we see or previous prices we've paid for a purchase (anchoring)
We trust ourselves[なぜ松竹梅で竹を選んでしまうか]

5. Our sense of ownership (endowment effect and loss aversion)
We overvalue what we own and what we might lose【保有効果と損失回避性】[なぜ「無料でお試し」した商品はそのまま欲しくなるか→「現状維持バイアス」、と「コンコルドの誤謬」]

6. Whether someone appears to have worked hard (fairness and effort)
We worry about fairness and effort[なぜ2分で鍵開けした鍵屋の料金が高いと思ってしまうか]

7. Whether we give in to the temptations of the present (self-control)
We lose control【双曲割引】[なぜ将来より今が大事なのか]

8. The ease of comparing the price of a product, experience, or widget (overemphasizing money)
We overemphasize money[なぜジェネリック医薬品は効果が薄いと思ってしまうのか]

There are other factors that would not change value if we were perfectly rational, but since we are full of quirks, they end up changing the value of our expectations. These include the following:

9. The words describing something and what we do at the time of consumption (language and rituals)
We believe in the magic of language and rituals[なぜメニューの能書きはやたら長いのか]

10. How we anticipate the consumption experience, rather than what its true nature is (expectations)
We make expectations a reality[なぜ店の外で待たされたランチが美味しく感じるのか]


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ

(台湾の大学生)日本でのインターンシップのためのビザ申請

日本語教師
07 /19 2019
(以下、昨日に続き、去年の九月に日本の某日本語学校の「海外協定大学の日本語教育事情懇談会」で話した内容から)

インターンシップのためのビザ申請

 日本でインターンシップをする場合に必要なビザは、特待活動ビザの “3” で、その中の一つがインターンシップと言われるものになっています。このビザを取るために、法務省が指示する書類を入管に提出することになります。


参考:特定活動3(法務省のHP)
 外国の大学生が,インターンシップ(学業等の一環として,我が国の企業等において実習を行う活動)を希望する場合

 提出書類は、企業と大学が双方で交わした契約書、この学生をインターン生として日本に派遣することに同意しますという我々が作成する承認書と推薦状、それからインターンシップで何単位取得できるのかを明記した書類、修業年限を明らかにする書類などです。一方で企業の方には日本での活動内容や期間、報酬、待遇などについての書類を用意していただきます。
 
 ここで問題なのが、まず決まった書式がないということですね。ですから一から自分たちで作ることになるわけですが、学内では中国語か英語でしか書類を出せないので、その日本語版を作って両方を提出します。入管の方は日本語の書類を見るのですが、台湾の大学なので中国語のものも必要になるわけです。この辺り、最初は苦労しました。


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

(台湾の大学生)日本でのインターンシップ契約のポイント

日本語教師
07 /18 2019
(以下、昨日に続き、去年の九月に日本の某日本語学校の「海外協定大学の日本語教育事情懇談会」で話した内容から)

インターンシップ契約のポイント

 企業さんとの契約時に重要なのは労働条件というところなのですが、難しいのはこちからから必ずこうしてくださいと言えないところです。(中略)
 まずインターン生なので「給料」という言葉は使わず、報酬や奨学金、生活費保証(援助)という言葉を使っています。そして金額については意図的に十数万円と書いて提示するのですが、すると「十数万円とはどのくらいですか?」と聞かれますので、「○から○くらいが多い」という風にお答えしています。
 ただし、注意点として、報酬から所得税が引かれるということがあります。注:20%が引かれるですから、あまり報酬を低くしてしまうと、手取額が10万円を切ってしまうことがあり、すると今度は入管からストップがかかってしまうんです。
(中略)


*台湾のインターン生に、20%の所得税が課される問題については、今後機会を見つけて投稿しようと思う。

 参考:外国人を雇用した場合の課税関係について その1

 渡航費は学生が負担してそれに大学が一部補助をするという形になっています。保険については各自に大学が1年間の損害保険をかけます。それ以外に日本では国民健康保険があり、これについては負担しますという企業さんもあるのですが、私たちは学生が自ら支払うという形にしています。
 勤務時間は1日8時間、月160時間くらいを基本としていますが、旅館やホテルですと時期によって忙しさに差がありますから、これは平均してということで、忙しい時期には8時間を超えることもあるよと学生には話しています。(中略)
 さらに、これもポイントになることですが、受入れ先が旅館やホテルの場合、宿舎があって、かつ賄いもあるということで受け入れ態勢が整っているわけです。ところが、非宿泊業ですと、その点で少々難しい時があります。
 また、賄いがある場合も回数が違ったり、勤務日だけだったりなど、いろいろなケースがありますが、基本的には1日2食支給という形でお話をさせていただいています。


「インターンシップのためのビザ申請」については、明日投稿予定。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

(台湾の大学生)日本でのインターンシップの流れ

日本語教師
07 /17 2019
(以下、昨日に続き、去年の九月に日本の某日本語学校の「海外協定大学の日本語教育事情懇談会」で話した内容から)

日本でのインターンシップの流れ

 ではインターン生として来日できるまで、どういった流れになるかというと、2月の旧暦の正月(春節)が明けた頃、3月くらいから面接と入管に申請する書類の準備を始めます。この書類の準備ですが、仲介業者さんを通すとここを日本側では基本的に行政書士さんが行いますから、1件につき、東京ですと○万〜○万円かかるそうです。ただそれを払っても、学校が準備する書類を日本の行政書士さんが揃えてくれるわけではないので、我々が準備する資料についてはほとんど変わらないんですね。また、教育課程の一環としてやっているのに、第三者機関に学生がお金を支払う形になるのは、どういったものかという自省の念のありました。
 また、仲介業者さんを通してしまうと、学校と企業がお互い顔の見えない関係になってしまいます。(中略)今年度からは我々が企業を訪問して、直接契約を交わすことにしました。自分でやるということは、当然受け入れ先企業にも書類の準備をしていただくことになるので、それをこちらできちんと、こういったものをこういった形で提出してくださいと説明をしなければなりません。そこまで我々がやる必要があるということですね。

2019-07-17

 そして、4月から5月くらいにかけて入管に準備した書類を提出し、6月に在留資格認定証明書が交付され、ビザが発給されるわけです。
 インターン期間としては7月1日から翌年の6月30日までという形で契約書を作成しています。学生は日本で1年間インターンシップをするわけですが、その間我々が少なくとも1回はインターン先に視察に行きます。企業さんのほうも仕事で台湾にいらした時は大学に顔を出していただくなど、お互い顔が見える形で1年間を送っている状況です。


「インターンシップ契約のポイント」「インターンシップのためのビザ申請」については、明日以降に投稿予定。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

(台湾の大学の)海外インターンシップ制度の目的

日本語教師
07 /16 2019
(以下、昨日に続き、去年の九月に日本の某日本語学校の「海外協定大学の日本語教育事情懇談会」で話した内容から)

インターンシップまでの道のり

 また、インターンシップの目的ということでは、中華圏からの日本を訪れる観光客の対応のお手伝いができるのではないかということがあります。日本では人手が足りなくて苦労されているところが多いということで、今の段階では台湾からのインターン生をぜひ引き受けたいといっしゃってくださる企業さんがたくさんあります。我々もぜひ学生をインターン生として使っていただきたいということで、双方のニーズがうまくマッチしている状態で、このインターンシップが行なわれています。


以下は、日本のテレビ番組の取材を受けることとなったインターン生の例

2019-07-16-1
某公共放送局の朝の番組(2017年5月)

2019-07-16-2
某民放の人気番組(2018年5月)
*これは「YOU」が多いという某鉄道の某駅に番組が取材に行ったら、駅で働いている駅員もたまたま「YOU」(インターン生)だったという展開。


「日本でのインターンシップの流れ」「インターンシップ契約のポイント」「インターンシップのためのビザ申請」については、明日以降に投稿予定。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

(台湾の大学の)日本語教育と海外インターンシップ制度

日本語教師
07 /15 2019
ブログが開店休業状態になっていた数年間で、「台湾で日本語を教える毎日」をめぐる最も大きな変化と言えば、「海外インターンシップ制度」が本格的に始まったことである。

(以下、去年の九月に日本の某日本語学校の創立記念行事である「海外協定大学の日本語教育事情懇談会」にご招待いただいた際に話した内容から抜粋)

日本でのインターンシップ

 一番初めにインターンシップを始めたのが、○○県の○○○にあります「○○○○」さんです。ここを起点に他社をご紹介いただくなどして広がっていきました。(以下、省略)


その○○県にある「○○○○」という温泉旅館で学生二名が一年間のインターンシップを始めたのが、2015年の9月で、翌2016年には某公共放送局の取材を受けることとなり、それが同放送局の国際放送の英語番組でも放送された。

2019-07-15-1
2019-07-15-4

Japan is one of the top travel destinations for people from Taiwan, more than 3 million of them visited last year. Many are starting to branch out and explore Japan's countryside and as our next report shows, some are even deciding to stay awhile and learn local customs.

"○○○“ and "○○○" have lived in a small mountain town since last October. They have studied the Japanese language and culture at a university in Taiwan. Their school has an internship program that gives students the chance to work at tourist facilities. One of the subjects the girls are studying is Japanese hospitality.



(以下は、再び某日本語学校の「海外協定大学の日本語教育事情懇談会」で話した内容から)

インターンシップまでの道のり

 初めてインターンシップをする時ですが、まずお話しさせていただく際に、インターンシップ制度について、きちんと説明する必要があります。とうのは、技能実習生と、このインターンシップを誤解される方が多いからです。インターンシップ自体は中国語で「實習」という漢字を使いますので、我々自身、昔は「実習」と言っていたのですが、その言葉をそのまま日本に持って来ると、少々誤解されるということがあります。ですから、インターンシップという言葉を使って、「インターンシップは大学の学生が教育課程の一部として行なうもの」という説明をさせていただきます。
(中略)
 まず期間としては1年間を超えないということと、(中略)それから、インターンシップは教育課程の一部であって、それが卒業要件を満たす単位として認定されるということです。(中略)基本的には従来4年間で行なっていた日本語教育を3年で終えて、4年目は日本にインターンシップに行きなさいということです。1年間日本で働くことが4年目の単位となって、インターンシップの終了と同時に卒業という体制を取っています。


インターンシップまでの道のり」で話した最後の内容は、明日の投稿で。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

ブログカテゴリ【日能試対策】を整理!

日本語教師
07 /12 2019
過去記事の「日本語教育【文法・語彙】」および「日本語教育【読む】」のカテゴリから、特に日本語能力対策(主にN3からN2へかけて)と関連度の高い記事を「日本語教育【日能試対策】」として分類し直しました。

以下、このカテゴリの過去記事からいくつか(おすすめ)を拾っておきます。

【N2文法指導】

1. 「からいって vs からといって」読解が中心のN2クラスで使用する文法教材

2. N2文型「もの」づくし

【N2読解指導】
(以下で紹介しているテキストは「おすすめ」ではあるが、やや「難しめ」)

1. おすすめの【読解】テキスト

当然、「教材の教材化」はしなければならないが、予想通りに “使える” というのが本テキスト使用二週目の印象である。

例えば、第2課は「する/される」の関係をつかみましょうという単元なのだが…

「間違えられた」「手伝ってもらった」などの文は、文の主語と「した人」をきちんと整理しないと、その文の意味だけでなく、文章全体の内容も間違って理解してしまいます。この課では、主語と述語の対応が分かりにくい文を正しく理解するストラテジーを学びます。


「まずは挑戦」という中文の読解問題に続き、受身形、使役形、使役受身形、授受表現の「する側」「される側」を、助詞をヒントにつかむという「ストラテジー」の後の、短文問題を集めた「試してみよう!!」の基本問題(↓)が良い。

 例 母はおばあさんに市役所まで案内してもらった。
  Q.案内したのは誰ですか。         [ おばあさん ]

 1 中村さんは、信頼していた吉田さんに悪口を言われて、落ち込んでいる。
  Q.悪口を言ったのは誰ですか。       [       ]


…こんな感じで、練習問題が10題あり、少しずつ長く複雑な文になっていくのだが、これを練習させていて分かったのは、学生は「手伝ってもらった」の文が苦手だということ。(意味を取り違えていることに学生本人が気づいていないケースが多いから、余計やっかいである。)


文の主語と「した人」をきちんと整理しないと、その文の意味だけでなく、文章全体の内容も間違って理解してしまいます。」というのは、以前から【読解指導】のキーになる部分として何度か日記に書いているが、その対策として今後本書が活躍してくれそうである。

以前の日記:読めているつもりで読めていない学生たち
      読めない・よめない・ヨメナイ…
      読めない・よめない・ヨメナイ【その後】
      なるほど、こんなところが読めていない…
      実は読めていない学生たち


2. 学生に「頭を使う」ことを強いる【読解】授業

3. 読解の授業で紹介する「エスニックジョーク」

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

パスポートがない!!〜台湾でパスポートを紛失したら〜

海外生活【台湾】
07 /11 2019
写真家・セラピストの清水久美子さんによる 『ちょっとディープな台湾の旅』 シリーズの「番外編」ビデオです。

清水さんの友人が高雄空港でパスポートを無くしたとき、わたし自身も居合わせたのですが、その後、わたしが仕事で付き添えない状況下、中国語が話せない清水さんらが、台南 ⇒ 高雄 ⇒(世界一になったこともある、パン屋さん)と回ります。



「海外でパスポートをなくす」って、なさそうで、ないよなぁ(笑)と思っていましたが、なくすときはなくすものです!

このビデオでもしっかり説明されていますが、ポイントは、交流協会に行く前に「旅券紛失証明書」が必要だという点です。では、その「旅券紛失証明書」は、どこで手に入れればいいのか…

確かに、(途中からパスポート紛失の動画なのかパン屋さんの動画なのかよくわからなくなります、、)というビデオですが(笑)、前半も後半も、ぜひご覧ください!


ちなみに、最近ではこういうケースも聞きました。

台湾と日本の両方のパスポートを持つ台湾在住の学生が、ヨーロッパ滞在中に日台のパスポート両方を盗まれる!

この場合、台湾からヨーロッパへのチケットは台湾のパスポート(台湾名で)購入していたらしいので、現地で台湾のパスポートだけを再発行してもらい、台湾に帰国。

問題は、その後です。

日本のパスポートも盗まれているので、台湾に戻って来てから、交流協会でパスポートの再発行をお願いしたところ、以下のような手続きとなったそうです。

・「盗難届け出書類」→現地の警察署で英語で発行してもらっていた(○)
・「旅券紛失証明書」→現地では台湾のパスポートだけを再発行してもらったので、日本の領事館に紛失届をしてていない(×)

 ↓  ↓  ↓  ↓

・「日本国旅券紛失事情説明書」(書式自由)を提出するように求められる。
・「日本国旅券紛失事情説明書」と一緒に「紛失一般旅券等届出書」を提出。
・その後、改めてパスポートを再申請

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

「授受表現」の指導マニュアル、要アップデート

日本語教育【文法・語彙】
07 /10 2019
五年ほど前までは、(過去記事)「もう教えてあるから」と言ってのける愚行 を「現時点での自分なりの指導マニュアル」と言っていたが、この数年でそれを多少見直す必要があることに気がついた。

以下、そのきっかけになった学生の誤答をまとめておき、時間がある時に「(新)指導マニュアル」としてブログ記事としてアップできたらと思う。

問題:      て には動詞のて形(~て、~で)、[     ] には適切な助詞を書き入れ、 (     ) には、「あげる」「くれる」「もらう」を適当な形にして入れてください。

【誤答】
1. ペンがなかったので、友達 [ が ] 借り て (  くれ  ) ました。
  ペンがなかったので、友達 [ に ] 借り て ( もらい  ) ました。

2. 今日の授業で、先生が日本の歌を 歌っ て (  くれ  ) ました。
  今度、またもう一度  聞い て/ 習っ て ( もらい )たいです。

3. 先生[ に ] 聞い て ( もらう/もらった ) ので、疑問点がよくわかりました。



今回の誤答(↑)を列挙してみて気がついたのだが、(過去記事)「もう教えてあるから」と言ってのける愚行 に書いてある間違いの例と全く同じ!

× 先生に使い方を聞いてもらった。(「先生が教えてくれた」は理解しやすい)
× 先生に使い方を習ってもらった。(同上)
× 友達にお金を借りてもらった。(「友達が貸してくれた」は理解しやすい)

やはり、学生がなぜこのような間違いを文を作ってしまうのかを考え ⇒ 学生はこのように頭の中で考えてしまうのだという前提で、「(新)指導マニュアル」を考えなければならない。

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ

2001116


『台湾で日本語を教える毎日』をALC Blogで8年ほど続け、サービス終了とともに引っ越してきました。

2013年7月27日より新規始動
(以前の記事は全てALC Blogから移動してきたもの)