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「授受表現」の指導マニュアル、要アップデート

日本語教育【文法・語彙】
07 /10 2019
五年ほど前までは、(過去記事)「もう教えてあるから」と言ってのける愚行 を「現時点での自分なりの指導マニュアル」と言っていたが、この数年でそれを多少見直す必要があることに気がついた。

以下、そのきっかけになった学生の誤答をまとめておき、時間がある時に「(新)指導マニュアル」としてブログ記事としてアップできたらと思う。

問題:      て には動詞のて形(~て、~で)、[     ] には適切な助詞を書き入れ、 (     ) には、「あげる」「くれる」「もらう」を適当な形にして入れてください。

【誤答】
1. ペンがなかったので、友達 [ が ] 借り て (  くれ  ) ました。
  ペンがなかったので、友達 [ に ] 借り て ( もらい  ) ました。

2. 今日の授業で、先生が日本の歌を 歌っ て (  くれ  ) ました。
  今度、またもう一度  聞い て/ 習っ て ( もらい )たいです。

3. 先生[ に ] 聞い て ( もらう/もらった ) ので、疑問点がよくわかりました。



今回の誤答(↑)を列挙してみて気がついたのだが、(過去記事)「もう教えてあるから」と言ってのける愚行 に書いてある間違いの例と全く同じ!

× 先生に使い方を聞いてもらった。(「先生が教えてくれた」は理解しやすい)
× 先生に使い方を習ってもらった。(同上)
× 友達にお金を借りてもらった。(「友達が貸してくれた」は理解しやすい)

やはり、学生がなぜこのような間違いを文を作ってしまうのかを考え ⇒ 学生はこのように頭の中で考えてしまうのだという前提で、「(新)指導マニュアル」を考えなければならない。

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2001116


『台湾で日本語を教える毎日』をALC Blogで8年ほど続け、サービス終了とともに引っ越してきました。

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